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小熊英二「社会を変えるには」(現代新書)

twitterのまとめ。amazonに書くにはちょっと理屈より印象論が先走る感じになりそうだったので、奥の間・ブログでまとめることにした。

まあしかし、新書で500ページは長い。あの内容なら半分か3分の1で十分だ。それでも読んだのは、小熊英二の代表作何作かを読んでそれなりに面白かったので、一般向けの本書ならするする読めそうかなと思ったから。硬派な哲学話が多くて骨が折れた。丸2日、4時間以上使った。

ロジックは立っているかもしれないが、ガチっと来ない。根拠とする事実がいちいち「そうじゃない」と突っ込みたくなる。私の昔の職場の話も出てくるけど、外からだと建前上そう見えるけど、「全然そうじゃないから」って突っ込んでしまいたくなる。山形浩生のレビューに近い印象を持つ。

山形氏は碩学で、おかしな事を言う人を憐憫の情なく一閃する人だから、フルボッコにしてるけど、私は学はないから、よく分からない。でも学者なら、「本筋さえあってりゃ、過程なんてこまけぇこたぁ」なんてことは言うべきじゃないと思う。で、自分の知る職場の書かれ方が違ったり、「廃炉になった増殖炉は資産から負債に」なんて、簿記3級レベルの誤解をしてるとねえ。たぶん、簿記を意識して書いたワケではないんだろうが。

にしても、社会学者ってなんで、経済学では、哲学では、政治学では、量子力学によると……と、よその学問を引いてきたがるんだろう。悲しいことに、引かれる方の学問は社会学を全く相手にしてなくて、社会学って一体何なんだろうね、といつも思うんだけど。
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